安井政昭のテニスは紳士的なスポーツだ

テニスが大好きな安井政昭のブログです。

硬式テニスにおけるデュース

硬式テニスでは40-30(フォーティー・サーティー)または30-40(サーティー・フォーティー)の時に、30だったプレーヤーまたは組がポイントを取り、40-40となった状態をデュースという。ここからはどちらかが2ポイント差をつけるまでそのゲームは続く。1ポイントリードした側をアドヴァンテージ (advantage) と呼ぶ。リードされている側に次にポイントが入れば、再びデュースとなる。

またゲームカウントについて、タイブレークのルールを採用していなければ、ゲームカウントが6-6となった後も2ゲーム差がつくまでセットが続けられる。硬式テニスの最長試合は2010年6月21日のウィンブルドン選手権で行われたジョン・イスナーとニコラ・マユの試合である。ウィンブルドンではこの時、最終セットではタイブレークを採用しておらず、最終の第5セットにおいて2日の日没による中断を挟んだ後、3日目に試合開始から延べ11時間5分に及んだ末、ゲームカウント70-68でイスナーがセットを取得し勝利した(注:タイブレークのポイントではない)。この試合だけで12個のギネス記録が生まれた。